2013年05月28日

化粧 @かがみもち

東北六魂祭までのカウントダウンの声が大きくなった福島市。
昨日は、メイン会場に近い国道の「放置自転車一斉撤去」が行われました。
東北6県の県庁所在地のお祭りのほかにも、ライブや物産展なども開かれるようで、だんだんと詳細がわかってくると、お祭り好きな私としては興味深い。

ただ、福島市全体の除染が進まない中で、会場周辺の除染や整備が優先されて行われてることに、市民は様々な感情を持って見ているようです。

福島市渡利地区の除染も昨年に引き続き行われていますが、先日、渡利地内のスーパーで買い物をしていると、ご婦人同士の会話が聞こえてきました。
「除染の順番来て、ようやくやってもらったけど、やったんだかやってないんだかわからない」
「線量を教えてくれないっていうのも、なんだかね」
「結局、『やってます』『やりました』ってアリバイ作ってるだけなんじゃないの?」
「六魂祭会場周辺の方が、よっぽど熱心にやってもらえてるみたいよ。」

最後の部分は、「やっかみ半分」もあるでしょう。でも、前半部分は、私も同じ感想を持っていたので、購入した商品をマイバッグに入れながら、うんうん、と聞いてしまいました。

ある自動車屋さんで。
「今、六魂祭のための除染してるじゃないですか。復興にかける思いは理解できるんですよ。でも、なんだか、そのためにお化粧した福島を見せているようで…。素顔の福島を見てほしいと思うんですよ。」
と、営業の方が熱く語っておられました。(なんでこんな話になったかは不明…。)

お化粧した福島。

みなさんは、どう感じているのでしょうか。


posted by ふくしま復興共同センター子どもチーム at 09:58| Comment(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月24日

測ってあれば! @かがみもち

やっぱり三日坊主になってしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)

福島市内は今日もいい天気。半袖で過ごす日も多くなり、衣替えも近いということで、うちの中学生にも、昨日、夏用の制服のズボンが届きました。

先日、保育園のクラスこんだん会でのこと。
「今年のプール開きは6月〇日ですが、何か気を付けてほしいこととか、園に要望したいこと、ありますか?」と司会のお母さんが、ほかの親さんたちにふりました。
一昨年はプールに入れたくないという家庭ももちろんあり、昨年も、たとえば、「プールの中休みのときは、プールサイドでなく、テラスの下で休ませてほしい」とか、留意してほしい要望が出されたようです。
で、今年、うちのクラスでは、とくに留意してほしいという要望は出ませんでしたが、逆に「夕方も入らせてあげて」という声がでました晴れ

福島市の盆地特有のねっとりした暑さ。お迎えに行くと、「あれ、今、シャワーあびたの?」というくらい、髪の毛が汗でびっしょり濡れている子どもたちも多く、夕方にもう一度プールに入れられたらいいよね、ということでした。
保育園は表土改善工事が済んでいるので、自宅よりも線量が低い場所。
そういうところでなら、たっぷり外で遊ばせてあげたい、というのが、この間、多くの親さんたちの思いになってきているようです。
給食の食材に県産品を使うかどうかも、「測って、安全を確認していればOK」という意見が多数。
目に見えない、音もない、においもしない放射線(放射性物質)の存在を常に意識しながら、でも、数字などで可視化できれば、できることが増えるんだな、と実感したこんだん会でした。
posted by ふくしま復興共同センター子どもチーム at 17:33| Comment(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月22日

あれも、これも @かがみもち

3日連続のUPぴかぴか(新しい)
こんな珍しいこともあるので、たまには当ブログにお寄りくださいましね黒ハート

はてさて。

本日は朝一で子どもチームミーティング晴れ
議題そのものよりも、みんなが持ち寄る保護者や先生たちの「つぶやき」を交流し合うのが、私としては一番興味深いです。除染の問題ひとつとっても、「あー、そういう2次的、3次的な悩みが出てくるんだわねふらふら」と気づくことがたくさんあるからです。

たとえば。

信号除染が進まなくて、園や家の周りのお散歩できないということは、発育の問題だけじゃなく、道路の歩き方を教える機会も少なくなっているってことだよね。車が来たら「壁かべ、ぴったんこ」って言いながら壁際に寄ったり、交差点ではどうするか、とか、実際に歩いて教えるのと、園庭に線を引いて教えるのとでは、子どもの受け取り方も大きく違う。

足お散歩の時間を大切にしてきた保育園。とくに年齢の小さい子どもたちにとって、お散歩は「歩く」ことより「見つける=探索」ことの意味合いが大きい。でも、今は、除染が終わっていないところの花や地面には触れてほしくない。そうすると、せっかく園外にお散歩にいっても、子どもたちが何かをあまり見つけないようにしながら歩かせるという、以前とは全くちがうお散歩になってしまっている。

新月年長さんから低学年のころ、自転車の練習を始めるでしょ。とくに補助輪を外して練習するときには、転ぶことを前提に練習するよね。以前なら、家のまわりだったり、近所の空き地、河川敷などで練習ができたけど、今は除染が終わっていないから、「安心して転ぶこともできない」という声も多数。自転車を車に積んで、わざわざ遠くの線量の低いところまで行って練習する親子も、けっこういる。

今、福島市では、6月1,2日に開かれる「東北六魂祭」に向けて、会場周辺の除染作業が急ピッチで行われています。安心してお祭りを見に来てください、ということなんだろうと思います。それはそれでかまわないけど(いや、個人的には「かまわなくない」。でも、それで安心してお祭りを見に来れる親子が増えるなら、お祭りバカの私としては許す。←えらそう?)、同じようなスピードで、何かを見つけながらお散歩できる道、安心して転べる場所を作ってほしいと思うのですよ。
posted by ふくしま復興共同センター子どもチーム at 16:16| Comment(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月21日

田んぼに色が戻ってきました。 @かがみもち

珍しく、連日のUPですぴかぴか(新しい)

保育園の近くの田んぼで、小さな苗がちょろちょろと風に揺れているのを見ました。
昨年は作付禁止の区域になってしまった福島市渡利。
田んぼの持ち主の方が、こまめに草を刈ってくださっていたとはいえ、田んぼが田んぼでない様子を見るのはなんかとっても切ないもんです。
でも、今年は、田おこし、しろかき、田植え、と、白っぽかった田んぼが濃い茶色になり、水が張られて、数日後には苗が植えられる、という、田んぼ本来の色の移り変わりを見ることができ、これからどんどん緑色が濃くなって、秋には黄金色になるのかと思うと、なんだかホッとします。

この2年余り、目に見えない放射性物質や放射線を、どうやって可視化するか悩みながら送ってきた日々ですが、それまでの地域の色をこんなに意識したことはなかったな、と、田んぼを見ながら思っています。

あ、そうそう、田んぼで思い出した。
原発事故以降、鳥も虫もいなくなったんですって?と聞かれることがあるのですが、そんなことはありません。うちの周りでは、チュンチュン、ピーピー、ホーホケキョ…と相変わらずにぎやかです。虫も同じ。

先日、うちの事務所で話していた、ある農家さん二人の会話です。
A:原発事故以来、「カエルがいなぐなった」っていう人あっけど、オレんどこは、過去最高の量だったな。
B:いや、うぢも、カエルもスズメも多がった。
A:カエルだって、水がなければタマゴ産まんに(産めない)もんな。
B:田んぼ作んねがったどこのカエル、みんなうぢさ来たような騒ぎだった、はぁ。

案外、こんなことが理由なんではないかと思ったり。
「いないなんて嘘だ!」というより、福島にもいろんなところがあるよね、と思った一場面でした。
posted by ふくしま復興共同センター子どもチーム at 10:04| Comment(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月20日

運動会の時短はいつまで? @かがみもち

5月は福島の運動会シーズン晴れ
全国的には秋に運動会を行うところが多いと聞きますが、稲刈りの時期とも重なるため
5月に行うことになったという話を聞いたことがあります。ホントかウソかはわかりません。
でも、生まれも育ちも福島市の私にとっては、やっぱり「運動会は5月」です。

さて、先週の土曜日は、福島市内の8割くらいの小学校で運動会が開かれたそうで、
朝6時、運動会開催を知らせる花火があっちでもこっちでもバンバンあがり、
「おいおい、朝から花火大会かよexclamation」と、うちの相方が突っ込みを入れるほど。
(私は、息子が中学生になったので、現在、我が家には小学生がおらず、その時間もすっかり眠っておりました。余裕の眠い(睡眠)

今年の運動会も、時間を短縮し、競技種目を少なくして開催した小学校が多いようです。
お昼にお弁当を食べることもなく、午前中で終了という。
今年の3年生は震災の年に入学した子どもたち。この子たちはもちろん、今年の4〜6年生も、震災前は下学年だったため、まるまる1日の運動会を経験していないのです。震災以前から、下学年(1〜3年生)は午前中で解散で、兄姉がいる場合は家族でお弁当を食べて、そのまま家族席で応援するけれど、それ以外はお家に帰ることとされていたので、大半はお家に帰っていたのですね。

(運動会のお弁当といえば、母の立場からすると、けっこうプレッシャーで、運動会が始まる前からぐったりするくらいの一大イベントでした。でも、それを美味しそうに食べてくれる子どもの顔を見て、「頑張ったかいがあったな」と思ったものでした。)

運動会の短縮というのは、屋外にいる時間を短くして外部被ばくを少なくし、また、砂ぼこりを吸ったりして内部被ばくすることを防ぐため、ということだろうと思うんです。
それは、十分わかるんだけども。
じゃぁ、「いつまで、短縮の運動会をやっていくのか」ということを、原発事故から3年めの今、考えなくちゃならないんじゃないかなと、私は思います。

このまま短縮の運動会でいいのか。
いつになったら以前のような運動会ができるのか。
学校から帰った自宅の方が線量が高い地域もあるのは、どのように考えるか。
どうやったら以前のような運動会ができるのか。
(たとえば、お弁当を屋外で食べるのには抵抗がある人が多いが、体育館や教室を解放すればいいのではないか、とかね。)

運動会に限らず、いろんなことについて、「できないから、やらない」という時期から、「やるためには、どうしたらよいか」を考える時期に来ているのではないかと、私は考えるのですが、いかがですか?
posted by ふくしま復興共同センター子どもチーム at 10:38| Comment(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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